2026.06.14

■宿泊業界の実務連携モデル「宿クロス」第2期成果発表会を開催■

~テーマは「新入従業員のオンボーディング」 現場主導で受け入れ・定着施策を実証~

 

静岡県内のホテル運営3社――株式会社竹屋旅館(本社:静岡市清水区)、株式会社時之栖(本社:御殿場市)、株式会社中島屋ホテルズ(本社:静岡市葵区)は、宿泊業界が共通して抱える課題に対し、現場主導で改善活動を行う実践型連携プロジェクト「宿クロス」の第2期成果発表会を開催しました。

 

宿クロスは、各ホテルの現場リーダー層が定期的に交流・視察・情報共有を行い、共通課題に対する改善策の検討と実証を重ねる“相互実践型”の取り組みです。

 

第2期となる2025年度は、「新入従業員のオンボーディング(受け入れ・定着支援)」をテーマに活動を実施しました。

 

宿泊業界では人材確保と定着が重要な経営課題となる中、フロント、客室清掃、レストランサービス、調理部門などの現場スタッフを対象に、受け入れ体制の整備や育成手法の改善について議論を重ねてきました。活動期間中は、メンター制度の導入、スキルアップシートを活用した育成状況の可視化、心理的安全性の向上を目的としたコミュニケーション改善など、各施設がそれぞれの課題に応じた施策を実証しました。

 

2026年6月に開催した成果発表会では、各社が取り組み内容と成果を共有。新人スタッフとのコミュニケーション活性化や育成プロセスの明確化といった成果が報告された一方、制度の定着や運用負荷に関する課題も共有されました。また、発表会後の懇親会では、会社や職種を超えた交流が行われ、参加者同士の新たなネットワーク形成にもつながりました。参加者からは、「宿クロスの取り組みをより多くの社員に知ってもらいたい」「今後もさまざまなテーマで継続してほしい」といった声も寄せられました。

 

宿クロスでは今後も、宿泊事業者同士が知見や実践事例を共有しながら、地域の宿泊産業全体の発展につながる活動を継続してまいります。

 

 

前回記事:
■宿泊業界の実務連携モデル「宿クロス」始動■